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  • 2016.12.04 Sunday
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彩雲Contrast

彩雲Contrast 1時限目【始まりの鐘】〜リメイク版〜

長らく放置しておりましてスイマセン。

放置しすぎていましたが

彼らの、

大事な子たちをリメイクして

また彼らの物語を―――


―――青涼

 

 

2016.11.12 追記および誤字訂正

――――運命を信じるのならば
回る世界は定められたとおりに回り
出会うものはすべて出会うべきして出会っている
それらはすべて自分に影響を及ぼす存在である――――

『運命論/著者不明』

 

★★★★★

ごいんっ
鈍い音と痛みと共に視界が開けてきた。
目の前には、逆になった顔が見えた。
「ぐっども〜にんぐ。今何の時間だ、桜木遥斗?」
その顔は、見覚えがある。

分厚い紙でおおわれた出席簿が視界に映る。
…目覚めは、最悪だった。


大きな木々達に囲まれた、常人では見ることもままならない学園。
全寮制で学園内に寮が完備されている。
この学園には、いわゆる普通じゃない人々、否、少年少女が集まっている。
集まった生徒たちには4つの道が用意されている。

―――武術・魔術・知識・陰陽術―――
生徒たちはそれぞれがそれぞれの道で学び、それぞれの能力をきわめている。

 


その1柱、武術。
武術の部では有名な少年が1人。
その少年の名は、桜木遥斗。
授業をまともに受けないばかりか、制服も着くずしている。それに左耳にはピアス。

さらに、見た目だけでなく成績でも、学園最強の名をほしいままにしているのだ。
しかし、それらよりも目立つものが、彼にはあった。
この世にはあり得ない、赤い髪をしていたのだ。
この彼が、すべての始まり――――。

「あ〜くそっ…。これからどうやったら授業サボれるかなぁ…。」
学園の周りの林の木陰で寝転がっている赤髪の少年。
彼が、桜木遥斗である。
「お前はどう思うよ、アル。」
誰もいない空間に問いかけた。しかし――。
“さぁ?…根本から間違っていると思わないのか?”
どこからともなく声がした。しかし遥斗は気にしないで続ける。
「ああ。俺は、間違った〈道〉には、いかねぇからな。」
“〈道〉か…。うまいこと言っているようだが、少しはまじめに取り組め。”
「いやだよ。…あんな事、めんどくせぇからな。もうわかりきってる内容だしな。」
“…もういい。遥斗、お前の好きにしろ。”
そこで声はとぎれた。
「好きに…か。ここなら大丈夫なのかな…。」
彼の静かなつぶやきは風と共に消えた。

「それでは、実戦訓練を行う。では、桜木遥斗。前へ。」
「…へいへい。」
武術部の授業の中で最も重要な実戦訓練。
普段さぼりがちの遥斗だが、この授業だけは欠かさず出ていた。

本日の彼の対戦相手は、教師。
「…始め!」
始めに動いたのは、教師。
遥斗は動かず、剣を軽く持った。
そして教師の剣が彼に当たる瞬間。
遥斗は強く地面を蹴り、教師の上を飛んだ。
教師はすぐに上を向き、同時に体をずらした。
遥斗はその様子をみて、空中でバランスを整えた。

そして地に着くと同時に教師に攻撃した。
切っ先は、教師の目前で止まった。
この間、見ていたほかの生徒でこの一連の動きを理解できた者はいなかった。
それほど、刹那で決着がついた。
「…合格だ。」

「…ありがとうございました。」
訓練を終えた遥斗はその場を後にした。



その夜。
遥斗は夢を、見た――。

『巡り合わせ―。
 それは常に存在する―。』
謎の声。それは直接頭に響く。
『桜木遥斗。過去を悔やむモノよ。

 その血は、巡り合わせ。
 汝自らを知れ―。
 まだ、すべては終わっていない。
 〈鐘〉の元へ―。
 そこで…』

遥斗は真夜中に目を覚まし4つの部の人々が集まる広場にいった。
なぜかはわからない。夢の声を信じたわけではない。
体が自然に動いたのだ。〈鐘〉のある広場へ―――。

広場の〈鐘〉の元まで行くと、目の前に3人いた。

眼鏡をかけた黒髪の少年。
肩ぐらいまでの茶髪の少女。
髪を一つに結った黒髪の少女。

『そこで、汝の運命の輪が回る―。』

―――…カラー…ン…――――


この出会いが、すべての始まりだった――。

  • 2014.08.18 Monday
  • 00:38

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  • 2016.12.04 Sunday
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