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  • 2016.12.04 Sunday
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彩雲Contrast

彩雲Contrast 第4時限目【学園への来訪者】〜リメイク版〜

こんばんわ、新年あけましたおめでとうございます。
青涼です。

もりっこさんが知らぬ間に更新・・・ばれる。(サボってたのが)
テストに負けず頑張ります(真顔)

はてさて

今回はリメイク版第4話。
リメイクしてからも彼らをどう動かしたら話がきれいになるのか
まだ模索しています。
でも彼らのたどる物語がどうか彼らにとって幸せになりますように。


それでは見ていただける方は続きからご覧ください。見てくださる方がいるか不安ですが。

p.s.更新が非常に遅くて申し訳ありません

 

 

2016.11.12 追記

コォーン…コォーン…

鐘が鳴った。
日はもう沈んでいる。
この鐘で、生徒は皆、自らの寮へ行く。
この学園は全寮制を取っており、各部で寮が異なる。
武術の部、知識の部、魔術の部、陰陽術の部。4つの寮がありそれぞれに男子棟・女子棟が存在した。
基本的に1部屋に2人ずつ配置されているが、人数あわせのため1人になることもある。
そして遥斗は一人部屋だった。

「あ〜ぁ…暇だなぁ…。」
遥斗はため息をついた。
「…一人部屋なのは気が楽だし、どうせ2人だったとしても気まずいだけだからいいけど…暇だなぁ〜…」
そういいながらベッドでゴロゴロと転がりだす。
「ひーーーーーまーーーーーーーーだーーーーーーーーーーーー」
いくら気楽だとしても一人だと話し相手がいなくてつまらない。
武術の部では話し相手がいないのですましているが、本来は昼休みに4人で集まるときのようにおしゃべり気質なのだ。
それではさすがに息も詰まる。
「アル〜いるんだよな〜?すねてないで出てきてくれよ〜」
彼は今日芙由美のおかげで気配を感じられた他人には見えない存在の名を呼んだ。

「話し相手がほしいんだよ〜………ん?」

そのとき、遥斗は違和感を感じた。
「…そういえば、いつから俺、アルのこと、気づけなくなったんだ…?」
この学園に来たときは一人部屋であることも幸いし、部屋ではずっとアルと話していた。

話し相手がいない遥斗にとってアルはとても大事な存在だった。
気軽に話せ、誰よりもそばで聞いてくれる存在。
当たり前のようにずっとそばにいた。しかし―――
「なんで、そばにいるはずなのにわからないんだ…?」
そういってアルへの意識を集中するために遥斗は目を閉じた。
すると、ザワザワと〈音〉がした。
「…アル?!」
目を開けたとたんに、〈音〉は消えた。
「…アル…いる…んだよな…?」
遥斗は何もない空間を見つめた。
その先には、アルはいなかった。
アルは、遥斗のすぐ横にいた。切ない目をして。
“…遥斗…頼む。俺のことは忘れていてくれ―――せめて、ここにいる間は”
しかし、その〈声〉は遥斗に届くことはなかった。
遥斗は、しばらく辺りを見回した。
アルと目も会うが、遥斗には見えない。
遥斗は消えた大切な存在を考えて、しばらく思いをはせていた。

★★★★★

そして翌日…
遥斗は毎度のごとく実習訓練にのみ出席していた。
そして授業が終われば速攻帰る。それだけのはずだった。
「訓練の前に、みんなに言うことがある。」
それは教師からだった。
「この場にはいないが今この学園には大物が訪れている。」
「彼は、この学園のOBであり、学園で一番の出世頭の問題児だ。」
それを聞いた瞬間周りが騒ぎだした。
「…出世頭って…」「OBで一番って…」「俺、一人しか思いつかないんだけど…」
「…大体は分かっているようだな。」「…一部除くようだが。」
教師は横目で遥斗を見やる。
遥斗は何のことかさっぱりわからない。そもそもこの学園についての知識が乏しい上に興味がないのだ。知るはずもない。
教師の目線を受け止めつつ遥斗は何も口を出さずに話を聞く。
「あの、シバが来ている。」
「やっぱり…!」「ま、まじかよ…あの人が」「あの、有名な…!」
生徒たちは騒然としている。一方、遥斗は
(…シバ……?)
不思議と彼の中でもやもやするものがあった。聞いたことがある。いや、知っている。その呼び名を。自分の胸に問いかける。そして口に出して、その名を反芻する。
「…シバ…」
「呼んだか?桜木遥斗?」
遥斗の後ろで突然声がした。遥斗はあわてて後ろを振り向く。
するとそこには、バンダナをした色素の薄い茶髪の男性が。
その姿を見て教師は驚く。
「…!シバ!なぜここに…!!!」
「いやぁ、俺の噂してたんで、来ちゃいました☆」
にこやかに笑う彼は腰に二本の刀を差している。教師に悪びれもせず軽快な態度だ。
そんな彼の様子とは裏腹に、周りは声を荒げる。
「シバ!?本物!?」「うそ、あの生きる伝説の…」「ほ、本物に会えるなんて…」
感動して泣く者、目を輝かせて見つめる者、顔を赤らめる者、恐怖の表情を浮かべる者…いろいろな表情が見られる。
生徒たちは圧倒されている。
シバはそんな生徒たちを見まわし誇らしげな表情を浮かべている。
「俺も有名人だなぁ」
「だから明日顔を出せ、といったんだ…」
教師は呆れと疲れと面倒くささをあらわにしてつぶやいた。
そして
「さて、桜木遥斗。お前はさっきからだんまりだけど?」
シバが遥斗を見やる。遥斗はその声と、そのしぐさ、その、姿を、
(知ってる…この、人)
思い出そうとする。しかし
「…ッ…!!!!!」
激しい頭痛に見舞われた。声が出ない。立っていられない。
…こいつは、ダレダ…

遥斗はそのまま意識を手放した。

  • 2015.01.18 Sunday
  • 22:16

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