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  • 2016.12.04 Sunday
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彩雲Contrast

彩雲Contrast 第5時限目【記憶の迷路】 〜リメイク版〜

こんばんは青涼です。

最近は個人ブログを更新してはいるのですが
小説はなかなか…PCと向き合わないとしんどいですね。

これを更新するのにネットワークがつながらなくて時間を多大に浪費してしまい
無駄な疲労感がたっぷりでございます。

さて、遅い更新ですが、リメイク版第5話です。

本当に話を変えています。
リメイク版を新しい物語としてお読みください。
しばらくしたら以前の物語は非公開にさせていただきます。
 
「―――ま。」
「は―――」
「―とさ――」
「―――遥斗様」

少年は目覚める。
目覚めた先には身だしなみをきっちりと整えた老人。
「お目覚めでしょうか。本日はあの方がこられますよ。早く身支度をいたしましょう。」
彼は話しながらも少年の朝の準備を整えている。
少年はただただ老人に身を預けるのみ。
「…まだ、お話になりませんか。」
手を休めることはなく少年を見つめながら彼は問いかける。その問いかけにも返事はない。
それでも気にする様子はなくただ少年の身だしなみを整える。そして、時間だけが過ぎる。


「遥斗様、あの方がこられましたよ。」
少年は何も変わった様子はなく、客人を迎える。
「…申し訳ございません、まだ遥斗様はお言葉を…」
老人が現れた客人に声をかける。客人は若い男性だった。バンダナをした高校生くらいの男の子。
「大丈夫です。…少し、二人にさせてくれませんか?身の安全は保障します。」
客人の男性に言われて老人は何を言うまでもなく引き下がった。老人は信じたのではなく、自信があって引き下がったのだ。
何も起こらない、と。
老人が去ったのを確認してから彼は少年に目線を合わせて話しかける。
「……いい加減、口をきいてあげましょうよ遥斗様。」
「―――…………嫌いだ」
彼の声に少年が反応し、やっと本日一言目を発した。
声変りが始まる前であろう少々男の子にしては高めの声。
「…敬われるのも、世話を焼かれるのも」
彼はそんな少年を見て言う。
「だったら、勝負をしましょう。あなたの得意な剣を使って。」
少年はいきなり何を言われたのかが分からなかった。彼はそんな少年をみて続ける。
「あなたが勝ったら俺にこういえばいい、[俺に敬語を使うな]と。」
「…あなたが勝ったら?」
少年は利発だった。彼の勝利条件ももちろんあるはずだった。
「では、俺の言うことを一つだけ聞いてもらえますか?」
少年はうなずいた。
「あなたは何度もここにきてるけど、本当に強いの?」
少年は素朴に聞いた。この質問には文面どおりの意味ではあるが、彼のゆるぎない自分自身の強さを知っているからこそできる質問であった。
彼はにこやかに笑った。
「これでも俺はここ以外の場所では恥ずかしながら’双剣のシバ’って呼ばれていて有名なんですよ?」
双剣のシバと名乗った彼は少年を見つめ続ける。
「遥斗様と釣り合うくらいの実力はあるつもりですよ?」
その言葉を聞いてそれまで無表情だった少年の顔は少し輝いた顔をしていた。


★★★★★


目を開けると白い天井が見えた。
おそらく保健室だろう。遥斗はただぼぉっと天井を眺める。
―――ナンデココニイル?
シバという男が突然現れて。
彼の姿を見て。
彼の顔を見て。
「……知ってる、シバ…兄……」
意識せず出た声。
幼い自分に、誰にも口をきく気がなかった自分に、声をかけてくれた人。
静かに彼の眼から涙がこぼれた。


★★★★★


一方。
「…で?なーんで遥斗様がこんなところにいるのかねぇ?」
シバは一人、保健室の隣、準備室のようなところでつぶやいた。
遥斗はここにいるべき人間ではない。もっと違う場所にいるはず。
「さて、と?俺は計り知れねぇけど。」
「お前は何か知ってるんだろう、アル?」
何もない空間に向かって声をかける。
彼は知っていた。その空間には何かいる、と。
そして彼の目線の先の空間から
”…野生の勘っていうやつか”
透き通るような声。
”姿を見つけられないのによく場所がわかるな”
それに対しシバは余裕そうな表情を浮かべあるの声のするほうへ話しかける。
「姿が見えようが見えまいが、死んでるわけじゃないんだ、気配でわかるさ。」
「で、おまえは何を知っている?」

「この学園になんで遥斗様がいる――――?」
  • 2015.02.02 Monday
  • 21:32

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