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  • 2016.12.04 Sunday
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彩雲Contrast

彩雲Contrast 第6時限【自身の心】 〜リメイク版〜

「お久しぶりです。

めっきり更新が減りました。
そろそろ、学生生活も残り一年を切りました。。。

環境は変わりますね。
まだまだ先は見えませんが
毎日精一杯生きていきたいですね。」

 

とここまで書いて放置されていた彩雲Contrast

 

気づけば青涼は学校卒業をしていました。

 

もう2年前…

 

 

 

でも、彼らの存在を忘れたことはありません。

 

自分が進むために、彼らを進めなくては。

 

 

2016.11.12 追記

シバはそれまで作っていた笑顔を崩した。
姿は見えずとも感じる気配、その空間をにらんで冷静に再び言葉を紡ぐ。
「もう一度言う――なぜ遥斗様がここにいる?それも、この学園に」
その声は威圧感があった。
’双剣のシバ’そう呼ばれ恐れられる彼の姿がそこにあった。
そこには静かな沈黙が流れた。それでも彼は気配のする方をにらみ続ける。
”…それを聞いて、どうする”
アルの声が響く。
”その返答次第では、お前の問いには答えられない”
その声は真剣みを帯びていた。そして再び沈黙が流れる。
シバは睨んだまま黙っていた。
答えは決まっている。しかしアルの声には迫力があった。彼は本気で、問の答えによっては真実を応えないであろう。姿が見えなくても気配で、声で、シバに伝えてきている。
なぜここに遥斗がいるのか。その答えは確かに知りたい。しかし、シバが考える、アルが望むであろう答えを言うと、自分自身の心を裏切ることになる。元の出生もあるが、シバは自ら望んでこの学園へきて武術を学び、誓ったのだ。
自分で決めた道を、裏切ることはできない。
”…どうした、答えられないのか”
アルの声が響く。責めるわけでもなく、試しているわけでもない。あくまで淡々と。静かに、言い聞かせるような声。
実際、シバには見えてはいないが、アルはただ冷静にシバを見つめていた。アルは分かっていた。シバは〈敵〉ではないと。良くも悪くも、彼は単純で、嘘がつけない。一度決めたことを貫きとおす。だが、アルという存在に与えられた〈役割〉を果たさないわけにはいかない。どれだけ本心が、『ありえない』『信じたい』と訴えていても、冷静に対処をしなくてはならない。それが、彼の〈役割〉。
”答えられないなら、答えを聞ける確率が0になるだけだ”
シバが答えないのなら、それまでだ。とはいえ、アルはシバの答えを聞きたかった。自分が知るシバのままなのか、異なるのか。それを知るだけでも、価値がある。なにかしらの返答が来るように、言葉を紡ぐ。
一方、そんなアルを余所に、シバは焦っていた。どうすれば答えをもらえるのか。アルが望む答えとはなんなのか。必至で思考を巡らせていた。
”……自分で聞いておいて、なぜそれを知りたいと思ったか出てこないのか”
アルの言葉が、段々重くなる。そして焦りも増す。なぜ知りたいと思ったのだろう。
なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ
頭の中でぐるぐると巡る。いうべき答えを見失う。
”…シバ、俺はお前を買い被っていたようだ。こんな簡単な問いに答えられないとは”
”昔のお前ならもっとすぐに返事をした。馬鹿正直に、良いことだけでなく悪いことも答えていたのにな”
その言葉を聞き、シバは自分の思考を放棄した。そうだ、自分は馬鹿だ。知りたい、それ故に返答を考えていたが、自分に相手が望む答えなど、わかるはずがない。ならば、答えが聞けなくともいいではないか。自分自身が『知りたい』と思った理由は何だったのか。なぜ知りたい、知らなくてはならないと思ったのか。
シバは考えることをやめ、自分の心のままに、声を出す。
「ははっ…そんな馬鹿でもねえよ。自分の考えまとめてただけだよ。」
「単純な話、ここにいるはずがない遥斗様がここにいる理由が知りたかったんだよ。」
「もし、遥斗様が自ら望んでこの学園にいるなら、何もしない。しかし、そうでないなら、…」
「お前が何と言おうと遥斗様を連れて、出る。」
「アル、お前も知っているだろう。この場所は、遥斗様がいるべき場所じゃない。ここは…」
「…シバ…兄ぃ…」
ドアが突然開いた。そこにいたのは、隣の保健室で寝ているはずの遥斗だった。
「!?遥斗様…!?」
シバはあわてて遥斗に駆け寄った。
「どうして…!ゆっくり休んでいたら…」
遥斗の体を支えながら、遥斗の顔を覗き込む。遥斗は、駆け寄ってきたシバの腕をつかんで、泣きそうな顔で見つめた。
「………もう、おいて、いかない、で」
それだけ言って、遥斗は意識を手放した。
「どういう…」
アルは春との意識がなくなったのを確認した後、困惑するシバと、倒れた遥斗を見やり、口を開いた。
”…シバ、先ほどの質問に応えよう”
”遥斗は……桜木遥斗は、命を狙われて、ココに逃げてきたんだ”
  • 2016.09.19 Monday
  • 18:45

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  • 2016.12.04 Sunday
  • 18:45
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