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  • 2016.12.04 Sunday
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風の吹くままに

第陸話:桜の葉

 梅宮と鶴岡が来てから二日がたった。

「まだ居る気かいな・・・。ええかげんあきらめて京で詩っとれ。」

ぼそっとそう呟くと、亜樹がたずねてきた。

「詩?」

「そうや。梅宮は三味線と詩担当やねん。鶴岡は太鼓とかの担当。でも俺はあまり鶴岡のことを知らない。」

「どうして?」

「あいつが入ってすぐ俺は逃げたからな。」

「へぇ〜。あなたは剣舞なのよね?」

「おう。花形やからな。」

一瞬の沈黙が降りた。

「花形・・・?」

「おうよ。」

「花形ってのはかっこいい、素敵な人が立つ場所よ?どう考えてもあなたじゃなくて梅宮さんの方が花形って感じよ。」

「黙らっしゃい。あいつは花形にはなれないんだよ。」

「何故?」

そう言って遥斗をみると、これ以上何も聞くなという雰囲気だったのでそれ以上聞かなかった。



「ここで働いている黒髪の女、気になるな・・・。」

いきなり鶴岡がそう言った。

それを聞いた梅宮は遠い目をした。

「な、何故そんな目で見る・・・?」

梅宮は半目でぼそっと言った。

「お前・・・あんな地味な子がいいのか・・・・。」

それを聞いた鶴岡がぶっとふいた。

「あ、アホか貴様!!そういう意味じゃない!!」

「わかってるよ。桜木だって言うんだろう?怪しいにもほどがある。それに・・・」

目線を下から窓の外の雨に濡れた桜の葉に移してにやっと笑った。

「瞳の色はどうしようもないからな・・・・。」



それをふすま越しに聞いていた遥斗は、いつもの派手な服に着替え、刀を持ってふすまの前で構えた。

「来たか。いるんだろう?遥斗。」

中から梅宮が呼ぶ。

そして勢いよくふすまを開けた。

ぱんっ、と音を立てて開いたふすまの向こうには正座した梅宮と胡坐をかいた鶴岡が静かに座っていた。

「やぁ、久しぶり。探したよ。」

そう言
  • 2009.06.28 Sunday
  • 20:23

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